下り酒屋≦作り酒屋(豪商クラス)≦作り酒屋(都市クラス)≦作り酒屋(農村クラス) わたくし的な個性支持傾向

話は主食の食材。

 

個人的にはごはんとパンでは、ゴハン派に属する。

 

しかし、旨いパン屋があれば立ち寄り買い込む。

 

旨いものに眼がない。

 

ただ、パンは個人店のパン屋さんの作るこだわりの味がわたくし的指向。

 

そのパンの味は生きている気がする。味わいが大量生産のものでは出ない深い味わいがある。気がする。

 

 

話は日本酒。

 

大手酒造メーカーのお酒は実のところ旨い。販売石数は桁違いに生産しながら品質がイイのは称賛に値すると同意する。

 

しかし、人の個性が見えてこない。思いが伝わらない。気がする。

 

上記のパン屋さんの話を比較で、繁盛しているお店は利用する機会が楽しい。

 

手渡しされるまでの刹那、懸命で熱意ある賢明さの気持ちが伝わる、刺さってくる。繁盛して多忙なのに手が空かないのに暖かな触れ合いにあずかれる。

 

その感動が日本酒も味わえる。その手作りの熱意が味となって伝わる気がする。感銘を抱く。

 

個人のパンの名店と同じく、地元の常連さん贔屓さん中心の蔵元の日本酒は、買ってくれる庶民の顔を見て感じて作られる、作り手の製品が庶民に思いを向けて作られる事は自明の理。

 

触れ合うとき、味わうとき。その熱が伝わってくるのは気のせいでない。気がする。

 

田舎の味は、少し個性的なほうが面白い、存在が意味深い。

 

平民の庶民のわたくし。日本酒の好みは、地方の自前つくり酒屋系統の蔵元。

 

消え去りゆくかしれない原型、オリジンが味わえ幸せを感じる気がするので。