サラブレット≦地の独自の生態の生物。 クセのつよい生こそ見どころ見せ処。 わたくし的日本酒選び。

サラブレット≦地の独自の生態の生物。 クセのつよい生こそ見どころ見せ処。 わたくし的日本酒選び。

 

才能より、自分を信じ自分を受け入れ活かす者が強いことのほうが多い。

 

七福神、古より異人を受け入れてきた姿とも。クセもつことは生きながらえること。



 

地方の農村酒蔵さんの醸し出す雰囲気はいい。

 

独自独特、昔ながら。

 

しかしながら、積み重ね引き継がれた歴史の中にあって

そこには生き永らえてきた、生き抜く力を秘めている。気がする。

ただ地方にいて酒が造られていてだけで

世の移ろい、競争の激しさが凌げるわけでないから。

 

事実として、地方は経営的に困難が付きまとう。

リスクはとりにくく、自然発生的なリターンも地方は皆無。

その限られた条件下で、刻一刻と市場の大量生産大量消費の

ゲームの辛さ分の悪さに

体力を英知を削られていく。

 

辛いから厳しいから投げ出したとしてもおかしくはない。

 

それでもなんでもゲームに身を置くからには

戦い方は凌ぎ方は考えられていく。

五感を研ぎ澄まし

道しるべを掴んできた。

弱い立場だが力は出せないわけではない。

少ないなりにも強さも培ってきたに違いなく。

その有るものを最大限生かす特殊な強さも

またマイナーで異端に輝きも放つ。

 

地方だから小さいから備わる訳がある。

 

葉っぱ一枚が織りなす生命の源。

どんな最新鋭のプラントを巨大化しようと複雑化しようと。

今以て、其の葉っぱの生成に全く及ぶことが叶わない。

生き延びてきた者の凄味がそこにはある。

 

百年生きてきた木は、百年生き永らえる建物になる。

木のクセ強さを活かし作られる建物はクセの強さだけ強い。

と、伝説の宮大工といわれる名工の方々は説いたとか。

 

そんな自然の力を取り込み、

創り出すものに力を宿す。

名工の感性五感の様に似た

力を感じる気がしている。

長年の営みをもつ農村酒蔵にこそ。

 

そんな力に浸れる農村酒蔵の日本酒を

これからもまた探し彷徨う。

可能性と言う奴を信じて―

 

 

 

サラブレット≦地の独自の生態の生物。 クセのつよい生こそ見どころ見せ処。 わたくし的日本酒選び。

 

才能より、自分を信じ自分を受け入れ活かす者が強いことのほうが多い。

 

七福神、古より異人を受け入れてきた姿とも。クセもつことは生きながらえること。