悪貨は良貨を駆逐する 改め良貨は悪貨を駆逐する
銘酒造りの努力≫安直な酒
名は実態を表す。
日本酒の選定に欠かせないものに、コンテスト入選の実績はやはり重要。
それは入選入賞のため日夜努力、再現性はもちろん工夫を重ね更に上を目指し続けるから、はじめて勝ち得るものに違いない。
又、名を馳せれば其れだけ厳しい目にさらされ以前にもまして努力を重ね
品質を絶対死守するプレッシャーが増えるに違いなく。
もつ者、勝ち続ける者のつらい重しのような期待との応戦を受け入れざるを得ないに違いない。それだけに入選入賞の銘酒は味わう価値がある。
人気の名品は希少性が高い。
価格が高いことはもちろん、プレミアムまで付くことシバシバ。
それでもそれは、多くの方々が認めていて成り立ってのこと,
うまくなければ成り立たない。
少ない貴重なものだといっても,
高価なことが容認されるのは旨いから。
日本酒の、お酒の消費量の中での立ち位置は険しい。
今はお酒と言ったら日本酒というより、飲みやすい買いやすい方のお酒。
自動販売機的、コンビニ袋スタイルに傾倒。
日本酒を選ぶのは少数派に陥る。
そんな中でプレミアムで有り品薄で買い求められるとは、
どれほど難しいことかと考える。
逆境を跳ね返す努力を、山程重ね続けているはずと感じざるを得ない。
銘酒づくりの努力≫安直な酒
いうのは簡単、事実は極めて困難。
それを実現しているのは突き抜けて優れた旨さ。
その旨さの証明が、入賞・入選でありプレミアムな人気と思う。
私的日本酒選び。
名は実態を表す。ので尊ぶ。
そしてだけど実は、それより掘り出し物、ニューカマーを指向。