”都市観光 ≺ 名所観光 ≺ 小さな村”
食い旅の行先指向に相通じる
私的なソウルフード日本酒選び
ソウルフードは地方に多く眠る。
ソウルフードは個性的であり愛嬌があって心温まる。
心の、魂の力水とか。地元民のハート鷲掴みか。
日本酒は自然の恵み、自然の力の賜物。
それと、日本酒造りは伝承守られて今ある一族の営み。
うまいだけでありがたいし、その背景を感じとれる出会いとなる日本酒。
折角の一杯、総合して存分に味わいたくなるものである。
地方の酒蔵の営みは、又これも小さい。
小さいながらもその土地で生まれ育まれた地元の色が色濃い。気がする。
小さな地方のそこだけある、そんな稀な日本酒。
その日本酒との稀な出会い、出会いの喜びは大きなものになるはず。
地方は、環境が恵まれていない。気候条件も険しいことになる。
日本酒造りは大掛かりにするにリスクが伴い小規模なことが多い地方の酒蔵。
耐え忍んで作られている。
大量生産には向かない営みの中で、ただしその土地ならではの日本酒の志向に集中できる。気がする。
厳しい環境条件は又、その地方の人たちの指向も個性がその土地ならではと身土不二から派生する。と推定する。
昔々の、料理人漫画のシーンで料理に不満をいう人が登場する。その料理を食べる人が重労働者であった。どうやって問題解決するかというシーンがあった。料理人は黙って塩を多くし料理を作ったところ。不満を言っていたその人はうまいと喜んで食べるというものだった。
地方に住むという事は環境に恵まれず、その気候に耐えての暮らしに。又、恵まれない中での労働から、ほかの土地より苦労多く重労働に強いられる。
日本酒の志向は、たえてつかれた体が欲しがる味か?
寒さに凍れて体の芯に届くエネルギーを求めるのか?
たぶん他とは違う志向が育んできても不思議ない。
知らない街の知らない場所を歩きたい。旅のように。
日本酒も私的には知らない街の知らない酒に出会いたいと思う。
個性たっぷりのソウルフードが美味しいなんて嬉しい。
それとおなじで、ソウルフードの様な地方の日本酒との出会いは、美味しいだけでなく嬉しい。
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食い旅の行先指向に相通じる
私的なソウルフード的日本酒選び
独自なのは、その地方の味わいでその地方のごひいきが沢山いる証か。
塩は入れてありませんのであしからず。